2017-01-07
春の七草手鞠寿司
左から はこべら、なずな、ごぎょう、ほとけのざ、すずしろ(大根)、すずな(かぶ)
一月もあっという間に一週間が過ぎました、仕事始めの挨拶回りに忙しい方も多いのではないでしょうか。今日1月7日は“春の七草の日”です。
春の七草を七草がゆにして食べる習慣は、江戸時代に始まったのだとか。
あっさりしたおかゆなので、お正月疲れでもたれ気味の胃腸を労ると同時に、邪気を払いその一年の無病息災を願う意味が込められていると言います。実家ではおもちも入れていましたっけ。
七草の種類は地域や時代によって異なるそうですが、せり、すずしろ(大根)、すずな(かぶ)はともかく、他の野草はこういった機会でもないとそうそう口にしないかと思います。なずなはぺんぺん草、ですものね。子供の頃、近所の空き地で探した記憶があります。(さすがに食べませんでしたが)
さてそんな七草ですが、七草がゆの他に何かできないかな?と思い、手鞠寿司を考えてみました。黒米入りの酢飯に、おひたし、ごま和え、生姜炒めなどアレンジを加えた七草をのせました。ごま油で炒めることで、独特の苦み・えぐみが和らぎます。
さて、どれがどの七草か分かるでしょうか…?
そういえば以前、某百貨店様のお仕事で、ハーブなどの7種の西洋野菜と、リゾット米をつかった洋風七草がゆの撮影スタイリングをしたことがあります。
近所の和菓子屋さんでは、七草大福なんてものも。大福生地に混ぜ込まれた七草の塩味とあんこの甘味があいまって、なかなか美味しかったです。
七草といっても、今では様々な形があるようです。
伝統を重んじるのはもちろんですが、ひとつの形にとらわれることなく、柔軟な発想を大切にしたいものですね。
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