toggle
2016-06-06

梅仕事2016 其の一

ume-01-03

気がつけば6月、関東も梅雨入りしましたね。梅雨が明ければあっという間に夏。過ごしやすい気候の僅かな晴れ間を楽しみたいものです。

先日、知人に分けていただいた、紀州は三尾農園さんの無農薬南高梅。袋に入れたままでも爽やかな甘〜い香りが漂って、うっとりするほど。枕元にひとつ置いて寝たい、という思いに駆られます。ムスメの歯形がつきそうなので断念しましたが…。
美しい黄色に熟しかかっているので、梅シロップにすることにしました。


簡単梅シロップ

〈用意するもの〉
・梅 500g
・砂糖 500g
・保存瓶

〈作り方〉
1.保存瓶は熱湯消毒して乾かしておく
2.梅はよく洗いへたを取り除きフォークで3〜4箇所穴をあける
3.保存瓶に砂糖と梅を交互に入れ、最後に砂糖でふたをする
4.直射日光のあたらない涼しい場所に保管し、1日数回瓶をゆすって砂糖を溶かす
5.1週間〜10日ほどで砂糖が完全に溶けきったら梅を取り出す
6.シロップを鍋に移して弱火にかけ、アクをとりながら煮詰める
7.粗熱をとり保存瓶に入れる

※(5.)で取り出した梅は煮詰めれば梅ジャムに、お好みで砂糖を足しても


梅と砂糖の量は1:1なので、梅500gに対して砂糖も500g。氷砂糖を使うことが多いですが、今回はきび砂糖300g、黒糖200gのちょっとコクのあるシロップを作ります。

ume-01-02まずはよく洗った梅のなり口のへたを除いて、

 

ume-01-04エキスが出やすいよう、フォークで3〜4箇所穴を空けます。

 

ume-01-06消毒した瓶にきび砂糖を入れ、梅、きび砂糖、梅、の順に入れていきます。

 

ume-01-07まんべんなく混ざるよう、時折黒糖もざざーっと。

 

ume-01-08いい具合におさまってきました。

 

ume-01-09最後にきび砂糖でふたをして、

 

ume-01-10仕込み完成。きび砂糖と黒糖が混じり合って砂絵のようになりました。1日数回瓶を揺すって、砂糖が溶けるようお手伝いをしながら涼しい場所で熟成させます。

 

ume-01-123日目でこんな状態に。梅エキスが出て砂糖が溶け始めました。瓶を空けるたびに甘〜いいい香りが漂って、ついつい味見したくなります。もう少し我慢、我慢…

今年は徳島県からも梅をお取り寄せするので、今年の梅仕事は其の二、其の三と続く予定です。

 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA